こんにちは。筆者のma2ka(マニカ)です。
今回の記事では、今最も日本で売れているジャンルの『軽自動車』について、特に安全性・快適性に焦点をあててオススメ車種をご紹介していきたいと思います。
はじめに ~軽の販売台数~
おススメの軽自動車をご紹介する前に簡単に軽の販売台数について触れたいと思います。
2018年の自動車(登録車と届出車)の販売台数は約530万台で、そのうち、軽自動車の販売台数は約190万台です。
自動車全体に占める軽の販売台数の比率は約35.8%!
(※販売台数のデータは日本自動車販売協会連合会、全国軽自動車協会連合会を引用)
つまり、日本で走っている車の3台に1台は軽自動車という事になります。実際に日経新聞の記事によれば、2018年度の自動車売上ランキングの上位5台を軽自動車が独占しています。
マジで!そこまで軽が日本で売れてるとは今回調査してみて筆者自身も驚いています。
とはいうものの、これまでの記事(下記参照)でご紹介していますが、日本の道路って狭い道が多いのでコンパクトな車の方が小回りきいて便利なので、日常の足として軽自動車が売れるのも当然といえば当然なのかもしれません。
これに加えて税金が安い&維持費が安いとなれば尚更ですよね!
更に今回ご紹介しますが、最近の軽自動車は安全性・快適性が一世代前に比べて格段に向上しているのも魅力だと思います。
はじめにの下りが長くなりましたが、それでは早速おすすめの車種をご紹介していきたいと思います。
おすすめの軽自動車7選
今回ご紹介する軽自動車は以下の7車種です。
②スペーシア (スズキ)
③タント (ダイハツ)
④デイズ (日産)
⑤ムーブ (ダイハツ)
⑥ワゴンR (スズキ)
⑦ハスラー (スズキ)
ちなみに2019年上半期の軽自動車の売り上げランキングが下の表です。今回ご紹介する7車種はトップ10内に全て入っています。
今回ご紹介する7車種の特徴をまとめたのが下の表になります。注目したいポイントの一つが安全性なので、JNCAP(独立行政法人・自動車事故対策機構)の予防安全性能と衝突安全性能の評価結果も一覧でまとめてみました。
てかJNCAPとは何?って事で簡単に説明すると、国土交通省と連携して車の安全性を評価する機関です。Japan New Car Assessment Programの頭文字をとってJNCAP(読み方はジェイエヌキャップ)といいます。
事故を事前に予防するシステムがどの程度充実しているかを評価・採点したのが『予防安全性能評価』で、事故をした場合に車体がどの程度安全かを評価・採点したのが『衝突安全評価』です。
毎年のように評価項目が変化しているので最新情報についてはJNCAPのWebサイトをご確認下さい。
(※スマホで閲覧の方は左右スワイプで表をスクロールできます)
車種 | N-BOX | スペーシア | タント | デイズ | ムーヴ | ワゴンR | ハスラー | 車種 |
イメージ | ![]() |
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イメージ |
メーカー | ホンダ | スズキ | ダイハツ | 日産 | ダイハツ | スズキ | スズキ | メーカー |
特徴 |
・安全性◎ ・室内空間◎ |
・価格・燃費〇 ・HYBRIDあり |
・駐車支援◎ ・大開口ドア |
・自動運転◎ ・SOSコール |
・価格・燃費◎ | ・価格・燃費◎ ・HYBRIDあり |
・アウドドア◎ ・価格・燃費 |
特徴 |
価格 | 138.5万円~ | 127.4万円~ | 122.0万円~ | 127.3万円~ | 111.2万円~ | 107.8万円~ | 110.0 円~ | 価格 |
室内サイズ (室内長x幅x高さ) |
2240 mm 1350 mm 1400 mm |
2155 mm 1345 mm 1410 mm |
2060 mm 1350 mm 1370 mm |
2065 mm 1340 mm 1270 mm |
2080 mm 1320 mm 1280 mm |
2450 mm 1355 mm 1265 mm |
2035 mm 1295 mm 1250 mm |
室内サイズ (室内長x幅x高さ) |
燃費※1 | 27.0 km/l | 30.0 km/l | 27.2 km/l |
29.4 km/l |
31.0 km/l | 33.4 km/l | 32.0 km/l | 燃費※1 |
安全装備※2 | Honda SENSING |
Safety Support |
次世代スマート アシスト |
プロバイロット |
スマート アシストⅢ |
Safety Support | Safety Support | 安全装備※2 |
サポカー S分類※3 |
<ワイド> 全グレード |
<ワイド> 一部除く |
<ワイド> 一部除く |
<ワイド> 全グレード |
<ワイド> 一部除く |
<ワイド> 一部除く |
<ベーシック> 一部除く |
サポカー S分類※3 |
予防安全 性能評価※4 |
ASV++ (2017) 76.6点/79.0 |
ASV++ (2017) 56.7点/79.0 |
データなし (未実施) |
データなし (未実施) |
ASV++ (2017) 57.2点/79.0 |
ASV++ (2017) 58.9点/79.0 |
ASV++ (2016) 66.8点/71.0 |
予防安全 性能評価※4 |
衝突安全 性能評価※4 |
★★★★★ 184.1点 (2017) |
★★★★☆ 154.3点 (2017) |
データなし (未実施) |
★★★★☆ 161.8点 (2013) |
★★★★☆ 165.5点 (2015) |
★★★★☆ 163.0点 (2017) |
★★★★☆ 160.2点 (2014) |
衝突安全 性能評価※4 |
最小回転 半径 |
4.5 m | 4.4 m | 4.4 m | 4.5 m | 4.4 m | 4.4 m | 4.6 m | 最小回転 半径 |
ボディー カラー数 |
全13色 2トーンカラー 3色含む |
全13色 2トーンカラー 4色含む |
全12色 2トーンカラー 3色含む |
全11色 2トーンカラー 4色含む |
全13色 2トーンカラー 4色含む |
全10色 2トーンカラー なし |
全14色 2トーンカラー 9色含む |
ボディー カラー数 |
販売順位※5 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 | 7位 | 9位 | 販売順位※5 |
車種 | N-BOX | スペーシア | タント | デイズ | ムーヴ | ワゴンR | ハスラー | 車種 |
※1: JC08モードの燃費を記載。また、最も燃費の良いグレードの数値を記載。
※2:各社の安全運転支援システムの名称を記載。
※3:サポカーの詳細についてはスズキのWebサイトの説明が分かりやすいです。そちらをご参照下さい。
※4:評価結果はJNCAPのデータを引用しています。()内の数値は評価年を示しています。
※5:全国軽自動車協会連合会の2018年度上半期のデータを参照。
上記表に記載の数値は2019年7月時点でのデータとなります。フルモデルチェンジ、マイナーチェンジによってサイズや価格などが変更となる場合がありますのでご了承下さい。
ジャンル別に比較
スーパーハイトワゴン系
全高が1700㎜を超えるスーパーハイトワゴンですが、このタイプが軽の中でも最も売れています。
車種でいうとN-BOX、スペーシア、タント、デイズルークスなどになります。
このタイプの良い所は何といっても『室内の広さ』でしょう! 27インチの自転車が載せられたり、小さい子どもであれば2列目で立って着替えできたりと利便性がめっちゃ良いです。
そんなスーパーハイトワゴン系で筆者が最もおすすめしたいのは『N-BOX』です。調べれば調べるほど、この車が日本で最も売れている事を納得させられます(とはいってもスペーシアやタントもめっちゃ魅力的なので購入する場合は悩む所、、、)。
N-BOXのおすすめの理由は2つあります。
1つ目の理由は『安全性』が軽の中ではトップクラスである事。上の表でもわかる通り、予防安全性能と衝突安全性能ともに評価結果が高得点で、特に衝突安全評価は五つ星評価!
2つ目は理由は『室内の使い勝手の良い』です。
ホンダの多くの車種で採用されている『センタータンクレイアウト』の恩恵で2列目の空間を高さ方向にも広く使える事、さらに助手席の『スーパースライド仕様』で助手席の前後の移動範囲が広がることで車内の移動が自由自在!
但し、この助手席が前後にめっちゃ移動可能なスーパースライドは今年フルモデルチェンジしたタントでも採用(ミラクルウォークスルーパッケージという仕様)されているのでN-BOX一強ではありませんが、、、。
ちなみにタントはこれに加えて助手席側のセンターピラーがない大開口ドアも売りにしているので、乗り降りのし易さはピカイチ。
出典:ダイハツ工業Webサイト
一方、スペーシアは室内空間の使い勝手ではN-BOXとタントに若干劣るものの、HYBRIDを武器にした低燃費が魅力的です。あとは個人的に兄弟モデルの『スペーシアギア』がアウトドアチックでめっちゃ好き♪
出典:スズキWebサイト
ハイトワゴン系
全高が1600㎜以上を超えるハイトワゴンは上述したスーパーハイトワゴンと比べると販売台数では負けるものの、スーパーハイトワゴンよりも『燃費の良さ』、『価格の安さ』が魅力だと思います。
車種でいうと、デイズ、ワゴンR、ムーヴ、N-WGN、ハスラーなどになります。
各社魅力的な車種がありますが、この中で筆者のおすすめは日産・デイズとスズキ・ハスラーです。
デイズのおすすめの理由は『プロパイロット搭載』、『デザイン』です。
プロパイロットは永ちゃんの『やっちゃえ、日産』のCMでおなじみですが、この技術がついに軽自動車にまで搭載されました。日産の気合いを感じますね!
デザインに関しては、個人の好みがあるので千差万別かと思いますが、筆者的にはデイズは安っぽさを感じさせない先進的なフロントグリルなど全体的に高級感を醸し出している感じが好きです。
また、ハスラーも魅力的な車です。デビューからロングセラーカーとなっていますが、見た目がSUVチックでオシャレでカワイイルックスですが、燃費が良くて普段使いにもぴったりの一台かと思います。
おすすめの中古車査定一覧
これから車の購入を検討されている方は、現在所有している車を売って、それを軍資金にして購入する方が多いと思います。
マイカーを手放す際にディーラーや大手中古車代理店に見積りをとって、マイカーの市場価値を確認してから最も高い金額のお店で売りたい所ですが、、、、
実際にお店に足を運ぶのは面倒 or 時間ない!って方にはネットを利用した中古車査定がおススメです。
中古車査定サービスはたくさんありますが、その中でも筆者的におすすめな査定サービス(+αでカーリース)をご紹介します。
(1) ユーカーパック (UcarPAC)
1社目はユーカーパック。
この会社のサービスポイントは、
・最大5000社の中で、最も高値を付けたお店に車を売れる。
・これまでの一括査定とは異なり、ユーカーパック1社とやりとりするだけで良く、多くの会社からの面倒なメールや電話対応が不要。
・個人情報が流れない(オークションでの入札では車両情報のみが各社に提供される)。
・ネット査定ですぐにマイカーの市場相場価格を確認できる。
私も愛車の査定を実際にユーカーパックでしてみましたが、ネット場で必要事項を記入するだけで自分の車のおおよその市場価格が分かり、参考になりました。
愛車を売却される方はご参考ください↓
あなたの愛車は今いくら?UcarPACが1分でカンタン相場チェック
(2)カーネクスト
2社目はカーネクスト。
この会社のサービスポイントはどんな車でも買取保証をしている点です。
マイカーの走行距離が多い、年式が古い、動かないなどで査定を諦めている方は、モノは試しで一度査定を検討してみるのもアリです↓
(3) マイカー賃貸カルモ
3社目は中古車査定会社ではありませんが、カーリースのサービスを提供するマイカー賃貸カルモです。
これからの生活で車が必要ではあるけど、高い金額を支払う事に抵抗のある方は一度検討してみる価値ありだと思います。
この会社のサービスポイントは、
・頭金不要、毎月定額の支払いで好きな車がリース可能
・リース可能な車は中古車もある為、リース料金を定額に抑える事も可能。
・車検代(メンテナンスパック加入の場合)・税金(自動車税や取得税)・自賠責などの諸経費がリース料金に含まれいてる。
車の不要な都市部から地方への転勤やお子さんの高校通学の送迎などなど、期間限定で車が必要な方にとっては、カーリースの方が安く済む場合もあると思います↓
車を持つならネットで割引、サポート充実、月額定額のカーリース
また、カーリース業界の参考情報になりますが、
日本自動車リース協会連合会によると個人向け保有台数は18年3月時点で25万7千台と3年で10万台増。 矢野経済研究所は22年度に93万6千台に達すると予測。利用者100万人規模とされるシェアを追い上げる。
との事で、今後は従来とな異なる『リース = 借りる』というサービスが成長する可能性も十分ありそうです。
車を『借りる』か『買うか』のどちらかで悩まれている方は、どちらがお得かをシミュレーションしたこちらの記事が参考になるかと思いますのでご参照下さい。
まとめ
という訳で今回は今最も日本で売れている車・『軽自動車』について、特に安全性・快適性に焦点をあててオススメ車種をご紹介させて頂きました。
今回ご紹介した車種はどれもそれぞれの『良さ』があるので、購入する際はかなり迷うと思います。今回紹介した内容に加えて実際に試乗して感じたフィーリングなども含めて最終的にご検討頂ければと思います。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。皆さんのカーライフがハッピーなモノになります事を願っています!
今日はここまで。それでは~。
■各ジャンル別のおすすめ車種一覧の記事まとめはこちら↓
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