【新型ハリアー】シティ派SUVでは最強の1台になる予感!|価格やサイズ・グレードを予想

【新型ハリアー】シティ派SUVでは最強の1台になる予感!|価格やサイズ・グレードを予想
【記事内容】2020年上期に発売予定の新型ハリアーについて、価格やスペックを予想してご紹介。

 

こんにちは。筆者のマニカです。

今回は2020年上期での発売が噂されているトヨタ・ハリアーについて、2019年から日本でも発売されている新型RAV4をベースに価格やサイズ・グレードなどを予想したいと思います。



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新型ハリアーの値段やサイズなどのスペックを予想

2020年上期での発売が噂されているハリアー。

現在、トヨタは車格にわけてクラスごとにTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を共通化しています。

ちなみにTNGAとは簡単にいってしまえば、ミニ四駆のシャーシ部分の事(車雑誌などではプラットフォームと呼ばれヤツ)。このシャーシを、似たようなサイズの車であれば共通で利用して上に乗せるカバーを変える事で車種名を変えるといった感じで使っています。

プラットフォームをクラスごとに統一することで、開発費が抑えられる、グローバル車種にも適用できるなど、自動車メーカーとしてはメリットが色々とありそうなシステム。

 

ちなみに現状のトヨタのTNGAはクラスごとに何種類かありますが、webモーターマガジンのまとめ記事が非常に参考になります。

現行ハリアーはTNGA導入前のプラットフォームの為、今回の新型からTNGAのプラットフォームが採用される予定です。その際にベースとなるTNGAはRAV4で使われているTNGA-Kが採用されると考えられます。

 

そこで、RAV4の仕様をベースに新型ハリアーの各種仕様を予想していきたいと思います。

 

先に結論をいうと、見た目が現状の都市的なデザインとなるとすると、シティ派SUVのジャンルではハリアーを買っておけば間違いない!という最強の一台になると思います。

 

最強の一台って大袈裟な言い方ですが、そう言いたくなる理由について以下の3点に分けてご説明していきたいと思います。

① 動力性能
② 車体サイズ・乗員数
③ 他メーカーにない多彩なバリエーション

 

① 動力性能

動力性能でいくと、ガソリン仕様ではRAV4の2.0Lエンジンが、ハイブリッド仕様では2.5Lエンジンが採用されると予想されます。更にガソリンの上級グレードには2.0Lのターボエンジンが搭載されるのではないかと思います(レクサスのNXに搭載されているエンジンの改良版かな?)。

そうなると、エンジン性能としては申し分ないし、かつ、燃費でもRAV4ベースのハイブリッド仕様であれば、他メーカー同等以上の数値が期待できます。

 

② 車体サイズ・乗員数

車体サイズですが、現行のハリアーは全長4725㎜×全幅1835㎜×全高1690mm。一方でTNGA-Kを採用しているRAV4は全長4600㎜×全幅1855㎜×全高1685mm。全長はハリアーが長いですが、それ以外は同等レベルです(サイズや性能などの詳細な比較は次章のライバル車との比較表をご参照下さいませ)。

RAV4のTNGA-Kを採用するとなると、新型ハリアーの全幅・全高はRAV4とほぼ同等で、全長だけが長くなると予想されます。

 

さらにここで重要なのは、全長を長くして7人乗りのグレードを用意するかどうか!?

筆者の勝手な予想ですが、全長を現行よりも多少長くして7人乗り(3列シート)のグレードも用意すると思います。

 

その理由は、ハリアーは日本以外では、現時点ではマレーシアとシンガポールで発売されています。今後、中国、インドネシア、タイなどのアジアの他の国でも売られる可能性もあるはず。

そうなった時に、こういったアジア諸国で売る場合に、家族を多く乗せたいという要望が日本よりもありそうなので、それを加味して7人乗りを用意してくるのでは?と考えます。


マレーシアで発売中のHARRIER
出典:トヨタ自動車マレーシアの公式Webサイト


シンガポールで発売中のHARRIER
出典:トヨタ自動車シンガポールの公式Webサイト

 

ちなみに、タイやシンガポールではFORTUNER (フォーチュナー)という3列シートの7人乗りSUVが、マレーシアやインドネシアではFORTUNERに加えてRUSH(ラッシュ、ダイハツからのOEM)という3列シートの7人乗りSUVがあります。中国ではハイランダー、プラドといった日本やアメリカの市場に近いラインナップで7人乗り仕様のSUVがあります。

しかし、上記SUVの外観はアウトドア的で都市的な感じのデザインではないため、シティ派SUVの7人乗りがあれば一定層の需要はありそう!


タイのトヨタ車のラインナップ
出典:トヨタ自動車タイの公式Webサイト

 


インドネシアのトヨタ車のラインナップ(SUV)
出典:トヨタ自動車インドネシアの公式Webサイト

また、日本市場でもハリアーと同クラスのSUVでは、日産のX-TRAILやホンダのCR-V、マツダのCX-8などが7人乗りのグレードを用意しています。

一方でトヨタのSUVで7人乗り(3列シート)を用意しているSUVはランクルがありますが、エクストレイルやCR-V、CX-8よりもラージクラスのSUVになります。

ランクルまでの大きさは必要なく、ミディアムサイズのSUVで7人乗り(3列シート)の仕様は、現時点ではトヨタの車にはない!そういったニーズを満足する為にも7人乗りのグレードを用意してくるのでは?てか、用意して欲しい!(筆者の勝手な願望♪)

 

③ 他車にない多彩なバリエーション

これは、①の動力性能と②の車体サイズと関連してきますが、動力性能でいくと、ガソリンモデルではFFベースの街乗り想定のガソリングレードから排気量アップ又はターボ仕様のFF・4WDの高性能なガソリングレード、また燃費に特化したハイブリッドグレードと、3種類のラインナップがあれば、他メーカーのSUVに対してかなり優位性が出てくると思います。

さらに②の車体サイズで述べたように7人乗りがグレードとして用意されれば、5人乗り、7人乗りの2グレードでユーザーの使用環境のニーズを満足してくると思います。

 

以上の事から、あくまでも予想になりますが、上記のような多彩なバリエーションを用意して発売してくれれば、シティ派のミディアムサイズSUVとして最強の一台になる事は間違いないはず!

 

ライバル車との比較

ライバルと想定される日産・エクストレイル、ホンダ・CR-V、マツダ・CX-8と各種スペックを比較したモノが下の表になります。

(※スマホで閲覧の方は左右スワイプで表をスクロールできます)

車種 新型ハリアー
(予想)※1
現行ハリアー RAV4 X-TRAIL CR-V CX-8
画像 No Image
メーカー トヨタ
トヨタ トヨタ 日産 ホンダ マツダ
価格※2 Ga:300万前半
HV:300万後半
Ga:300万円〜
HV:384万円〜
Ga:266万円~
HV:326万円〜
Ga:227万円~
HV:267万円〜
Ga:329万円~
HV:385万円〜
Ga:295万円~
Di:383万円〜
車体
イズ
(全長x全幅x全高)
4750 mm
1860 mm
1680 mm
4725 mm
1835 mm
1690 mm
4600 mm
1855 mm
1685 mm
4690 mm
1820 mm
1740 mm
4605 mm
1855 mm
1680 mm
4900 mm
1840 mm
1730 mm
排気量※2
(T:ターボ)
Ga:1986 cc
Ga:1998 cc(T)
HV:2487 cc 
Ga:1986 cc
Ga:1998 cc(T)
HV: 2493 cc
Ga:1986 cc
HV:2487 cc
Ga:1997 cc
HV:1997 cc
Ga:1496 cc(T)
HV:1993 cc
Ga:2488 cc
Di:2188 cc(T)
車種 新型ハリアー
(予想)
現行ハリアー RAV4 X-TRAIL CR-V CX-8

※1:新型ハリアーの価格やスペックはあくまで筆者の予想です。ご注意くださいませ!
※2:Gaはガソリン仕様、HVはハイブリッド仕様、Diはディーゼル仕様を示しています。
上記表に記載の数値は2020年3月時点でのデータとなります。フルモデルチェンジ、マイナーチェンジによってサイズや価格などが変更となる場合がありますのでご了承下さいませ。

 

新型ハリアーのターゲット層は?

筆者が勝手に考える新型ハリアーのターゲット層は以下の通りです。

①30代~40代の独身男性・女性で、外観がカジュアルなSUVではなく都市的デザインを求めている人。

②子どもが3人以上いる30代~40代の夫婦

③レクサスのような洗練されたデザインではなく、アグレッシブ(ちょい悪)なデザインが好きな人

 

① に関しては、SUVは欲しいけど海や山などのヤッホー大自然に積極的に行くわけではないのでアウトドア的なデザインではなく、都会的な落ち着いたデザインの車が欲しいって思っているお金に余裕がある独身貴族。

そういう都会的なデザインでいくと、マツダのCX-30、CX-5が雰囲気に合いそうですが、そこに割って入るのが新型ハリアー。トヨタ・ハリアー vs マツダCX30、CX-5。ハリアーがマツダから一定層のパイを奪う構図になりそうです。

 

② に関しては、子どもが3人以上いたり、たま~におじいちゃん、おばあちゃんを乗せる場合の30~40代の夫婦(※7人乗りグレードが用意された場合)。

一般的にはこういう層の方はミニバンを選択するかと思います。

が、しかし、ミニバンだと周りと一緒で嫌!って思うパパ・ママさんで、大人数乗せたいっていうワガママな要望もハリアーの7人乗り仕様があれば(まだあるかどうか未定ですが)、そういった要望を満たしてくれる事間違いない!

そうなると、ライバル車としては日産・エクストレイル、ホンダ・CR-V、マツダ・CX-8になるでしょう。こういったニーズのユーザー層をどの程度ハリアーが獲るか!?発売後の動向が楽しみです。

 

③ に関して、新型ハリアーと雰囲気とサイズで被る車の一つがレクサスのNX!

ただ、レクサスって上品過ぎてなんかな~っていうお金に余裕のある方はハリアーを検討する事も考えられます。ハリアーって都会的とはいってもデザインがちょい悪なので、そういった『ちょい悪』の雰囲気が好きな兄さん、姉さん、おじさん、おあばさんもターゲット層としてはありそう。

 

まとめ

という訳で、今回は2020年上期に発売されると噂されているトヨタ・ハリアーについて、2019年から日本でも発売されている新型RAV4をベースに価格やサイズ・グレードなどの性能を予想してご紹介しました。

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。

 

今日はここまで。それでは~。

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