こんにちは。筆者のマニカです。
今回はTOYOTAから発売されたコンパクトSUV・ライズについて記事にしたいと思います。
出典:トヨタ自動車ウェブサイト
本ブログの過去記事でオススメのコンパクトSUVについて下記で触れました。
上記の記事作成時はライズはまだ発売されていませんでしたが、今回発売されたライズのスペックを見るとコンパクトSUVに求めていたモノが凝縮されていて、まさに日本人にベストマッチな一台だと筆者は感動しております。
今回はそんなライズの良さについてご紹介していきたいと思います。
車体サイズ&取り回し易さ
特筆すべきは車体サイズです。多くのコンパクトSUVと呼ばれる車種はコンパクトはいうても3ナンバー(車幅1695㎜より大)なのに対して、ライズは5ナンバー(車幅1695㎜以下)に抑えられています。素晴らしい!
5ナンバーサイズのコンパクトSUVでいくと、スズキのクロスビーくらいしか思い当たりませんが、クロスビーはどちらかというと軽自動車のハスラーの延長線上で、どうしても軽を少し大きくしました的な感じが拭えませんでした(クロスビーよ、勝手な事言ってごめなさい)。
しかし!ライズは5ナンバーながら、その外観は威風堂々!クロスビーのように軽の延長でコンパクトSUVを造った感じではなく、どちらかというとRAV4をギュッと一回りコンパクトにした感じを受けます(あくまで筆者の主観よ♪)。
フロントマスクから車のサイド面、そして後ろ姿に至る一連の流れが非常に素敵で5ナンバーサイズには見えないカッコよくてSUVらしい力強い雰囲気があります。
車体の取り回し易さもウリの一つです。下の表はライズとその他のコンパクトSUVのスペックを比較した表になります。
ライズの最小回転半径は4.9mですが、この値はジムニーシエラと同等で、それ以外のどのコンパクトSUVよりも優れた数値です。
ちなみにトヨタのアクアの最小回転半径が4.8mですので、取り回し易さはコンパクトカーと同等レベルです。
※スマホで閲覧の方は左右スワイプで表をスクロールできます。
車種 | 画像 | メーカー |
ボディサイズ 全長(mm) 全幅(mm) 全高(mm) |
室内寸法 長さ(mm) 幅(mm) 高さ(mm) |
燃費 (km/L) ※1、2 |
最小 回転 半径 |
エンジン 排気量 ※1 |
価格 ※1、2 |
車種 |
ライズ (RAIZE) |
![]() |
トヨタ (日本) |
3995 mm 1695 mm 1620 mm |
1955 mm 1420 mm 1250 mm |
23.4 km/L | 4.9 m | 1.0 L | 168万円~ | ライズ (RAIZE) |
CH-R | ![]() |
トヨタ (日本) |
4360 mm 1795 mm 1550 mm |
1800 mm 1455 mm 1210 mm |
HV 30.2km/L ガソリン 15.2km/L |
5.2 m | HV 1.8 L ガソリン 1.2 L |
HV 262万円~ ガソリン 229万円~ |
CH-R |
ヴェゼル | ![]() |
ホンダ (日本) |
4295 mm 1770 mm 1605 mm |
1930 mm 1485 mm 1265 mm |
HV 27.0km/L ガソリン 21.2km/L |
5.3 m | HV 1.5 L ガソリン 1.5 L |
HV 246万円~ ガソリン 208万円~ |
ヴェゼル |
CX-3 | ![]() |
マツダ (日本) |
4275 mm 1765 mm 1550 mm |
1810 mm 1435 mm 1210 mm |
ディーゼル 23.2km/L ガソリン 16.2km/L |
5.3 m | ディーゼル 1.8 L ガソリン 2.0 L |
ディーゼル 244万円~ ガソリン 213万円~ |
CX-3 |
XV | ![]() |
スバル (日本) |
4465 mm 1800 mm 1550 mm |
2085 mm 1520 mm 1200 mm |
HV 19.2km/L ガソリン 16.3km/L |
5.4 m | HV 2.0 L ガソリン 2.0 L, 1.6 L |
HV 283万円~ ガソリン 214万円~ |
XV |
ジムニー シエラ |
![]() |
スズキ (日本) |
3550 mm 1645 mm 1730 mm |
1795 mm 1300 mm 1200 mm |
13.6km/L ※3 | 4.9 m | ガソリン 1.5 L |
192万円~ | ジムニー シエラ |
ジューク | ![]() |
日産 (日本) |
4135 mm 1765 mm 1565 mm |
1835 mm 1470 mm 1215 mm |
18.0km/L | 5.3 m | ガソリン 1.5L, 1.6L |
198万円~ | ジューク |
C3 | ![]() |
シトロエン (フランス) |
3995 mm 1750 mm 1495 mm |
データ なし |
18.7km/L | 5.5 m | ハイオク 1.2L |
222万円~ | C3 |
2008 | ![]() |
プジョー (フランス) |
4160 mm 1740 mm 1570 mm |
データ なし |
18.5km/L | 5.5 m | ハイオク 1.2 L |
265万円~ | 2008 |
キャプチャー | ![]() |
ルノー (フランス) |
4135 mm 1780 mm 1585 mm |
データ なし |
17.2km/L | 5.5 m | ハイオク 1.2 L |
270万円~ | キャプチャー |
500X | ![]() |
フィアット (イタリア) |
4250 mm 1795 mm 1610 mm |
データ なし |
15.0km/L | 5.5 m | ハイオク 1.4 L |
310万円~ | 500X |
レネゲード | ![]() |
ジープ (アメリカ) |
4255 mm 1805 mm 1695 mm |
データ なし |
15.5km/L | 5.5 m | ハイオク 1.3 L, 1.4 L ガソリン 2.4 L |
293万円~ | レネゲード |
Q2 | ![]() |
アウディ (ドイツ) |
4200 mm 1795 mm 1500 mm |
データ なし |
19.8km/L | 5.1 m | ハイオク 1.0 L, 1.4 L |
299万円~ | Q2 |
GLA | ![]() |
ベンツ (ドイツ) |
4430 mm 1805 mm 1510 mm |
1840 mm 1420 mm 1180 mm |
16.0km/L | 5.7 m | ハイオク 1.6 L, 2.0 L |
414万円~ | GLA |
※1:『HV』はハイブリッド仕様を、『ガソリン』はレギュラーガソリン仕様を、『ハイオク』はハイオクガソリン仕様を示しています。
※2:各グレードの中で最も良い数値を表記しています。
※3:ジム二―シエラのみWLTCモードの燃費を記載しています。他車種は全てJC08モード表記している為、ジムニーシエラのみ直接比較てきませんのでご了承下さい。
上記表に記載の数値は、ライズ以外は2019年2月時点でのデータとなります。フルモデルチェンジ、マイナーチェンジによってサイズや価格などが変更となる場合がありますのでご了承下さい。
積載量(トランクの広さ)
ライズの荷室ですが、荷室容量が369Lです。
この容量がどの程度かについて、他車と比較してみると、
例えば、
マツダ CX-3は350L
ホンダ ヴェゼルは404L
トヨタ CH-R は318L
という事で、ヴェゼルを除けば3ナンバーサイズのコンパクトSUVよりも荷室容量が大きく、5ナンバーサイズとしては超優秀かと思います。
どんなユーザーをターゲットにしているか?
コンパクトSUVとして優秀で使い勝手が良さそうなライズですが、筆者的にどういったユーザーをターゲットにしているかをまとめてみました(あくまで筆者の主観よ♪)
① 子どもが2人ほどいる若い家族 (20~30代)
車にお金はかけたくないが(車の優先順位が低い)、どうせなら軽やミニバンではなくオシャレでカッコイイ車に乗りたい!って思っているママ・パパの心に刺さる一台ではないかと思います。
家族みんなでアクティブに山や海におでかけしたい!だけど、車は軽やミニバンではなく、個性のある車に乗りたい! だけど個性のある車にしようと思うとお値段が、、、、
そんなパパ・ママにライズは打ってつけな気がします。
価格も167.9万円~なので、ヘタしたら軽よりも安く買えちゃう可能性がありますからね。
② 社会人になって10年未満の独身男性 or 女性
ここ最近、若い人の車離れが進み、20代や30代の方は車にお金をかけるくらいであれば、他の事(ファッション、旅行、趣味など)にお金を使いたいと思っている人が多いのではないでしょうか?
とはいっても、SNSなどを通して昔よりも『個』が重視される今の世の中、軽やコンパクトカーではなく、より自分らしさをアピールできるSUVは心惹かれるかと思います。
ただ、そこでネックになるのが、車の購入資金、、、、。しかし!ライズは上述の通り、へたしたら軽自動車と変わらない価格なので、若い社会人にも打ってつけの一台ではないでしょうか!?
まとめ
という訳で、今回はトヨタから発売されたライズについて延々とその良さをご紹介させて頂きました。
過去記事で下記のようなコンパクトSUVを紹介する内容を書きましたが、その中で日本の道路事情や環境にあったコンパクトSUVがあまりないと述べました。
いろいろ装備付けたり、デカけりゃいいってもんじゃないでしょ~。偉大な建築家 ミース・ファン・デル・ローエの名言の『Less is more』の精神を自動車業界も見習ってほしいもんです。
そんな中で、今回トヨタから登場したライズは、筆者的にはまさに『そう!こういうサイズ感のコンパクトSUVを待ってました。』という想いで感動しました(大袈裟)。
そんな想いがあった為、ついついライズについて熱く語ってしまいましたが、筆者は決してトヨタのディーラー関係者ではありませんので。。。。
最後まで閲覧して頂きましてありがとうございました。
皆さんのカーライフがハッピーなものになりますように♪
今日はここまで。それでは~。
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