こんにちは。マニカです。
今回はタイトルの通り、アメリカと日本のカーディラーの違いについて。+αでアメリカで運転する際に重要な車の性能や道路事情についてもご紹介したいと思います。
ネタ的内容ですので、これからアメリカで車の購入を本気で検討されている方に関してはあまり参考にならんかも?ですが、実際にアメリカ住んでいた頃に趣味でディーラー巡りをして自分自身が感じた事を綴っていきたいと思います。
先に結論をいうと、日本とアメリカのディーラーの大きな違いは、
【日本】
机の上でカタログやタブレットを使って商品の特徴やオススメポイントを説明する。
【アメリカ】
実車を使って商品のオススメポイントを実際にその機能を動かして実演して説明する。
どっちがいい、悪いではなく、文化・スタイルの違いかと思います。
(ただ、私がアメリカで感じた日本との違いに関して、日本のカーディーラーの営業マンで他の人とプレゼンを差別化したい人にとっては、この違いを取り入れてみるのもありかも?)
日本とアメリカのディーラーの営業スタイル
日本のディーラー
■日本の場合(馴染みのディーラーではなく、初見の場合) ※あくまで私が行った事あるディーラーでの経験
私 (ディラーに入る)
受付の女性 (お客がディーラーに入る前からこちらに気づいて姿勢正しく待ち構えて頂いている)
受付の女性 『いらっしゃいませ。』(背筋をピシッとしてお辞儀)
私『ちょっとSUVに興味があって、、、』
受付の女性『かしこまりました。担当のモノが対応致しますので、こちらのお席に座って少しお待ち頂けますか?』
(飲み物は何がいいですか?的な下りがある)
担当営業『お待たせしました。担当させて頂きます〇〇と申します。』
(名刺を渡してもらえる)
担当営業『今日はSUVをお探しと伺っておりますが、具体的にご興味のある車種などはありますか?』
私『特にこれっていうのはないんですが、普段は日常の足として利用して、週末は家族4人を乗せてドライブできるような感じのSUVを探しているんですが、、(かなりアバウト)』
担当営業『それでしたら、いくつかオススメの車種がございますので、カタログをお持ちしますね。』
(営業マンがカタログを何冊か持ってくる)
担当営業『この〇〇という車なんかいかがですか?この車は~』
(机の上でカタログやタブレットを使ってプレゼンが始まる)
私『実車ありますか?実際に見てみたいんですけど。』
(お客が車を見たいと切り出すと、営業マンが車まで案内してくれる)
ここで車に乗るが、日本のディーラーはお客の反応を見て、こちらが感想を言ってから色々返してくれる。
って感じが日本。めっちゃざっくり書きましたがが!続いてアメリカバージョン。
アメリカのディーラー
■アメリカの場合 (こちらも初見で行くディーラー)
私 (ディーラーに入る)
受付と営業マン (カウンターに肘掛けて二人で談笑。私がディーラーに入るとこちらに気づく)
営業マン『どうも。こんにちは! 調子どうです?』
私 『悪くないですよ。そちらは?』
営業マン『ボチボチ!今日寒いしね~。あ、俺、ジョンっていうねんけど、あなたは?』
私『マニカです。よろしく。』
営業マン『マニカ? OK、よろしくね。で、今日はどんな車を探し?』
私『特にこれっていうのはないんだけど、普段は日常の足として利用して、週末は家族4人を乗せてドライブできるような感じのSUVを探してるだけど、、』
営業マン『OK、OK! それならオススメのあるよ! 外にあるからちょっと一緒に来て!』
(営業マンと私、外へ)
営業『これなんだけどさ、何年モデルの〇〇!』
(車の前で概略を説明してくれる)
営業マン『実際に機能説明するから、運転席に乗ってみてよ。』
(営業マンと私が車に乗り込む。)
営業マン『このクルーズコントロールとか、めっちゃ便利よ!あとさ、ハンドリングの質感ともええっしょ?』
私『うん、高級感あっていいね。』
営業マン『他には、このパノラマルーフな!ここのボタン押してみて。あ、ここちゃうわ、こっちのボタンな。』
(展示車だからなのか、営業マンの車の扱いが結構雑w)
私『いいね!』
(営業マンと私、車から降りる)
ここから具体的にローンにするか一括購入するかなどの話が始まる(その場合は席につく)。
最後にディーラーを去る際に営業マンが名刺をくれて、『興味あったらまた連絡してな!』って感じです。
アメリカのディーラーの場合の会話が日本版と違って、なぜかタメ語になっているのはあくまで雰囲気ですw。もの凄くフランクな感じで営業マンが話してくるので、会話もその雰囲気を出すためにタメ語にしてますw。ご了承下さい。
日本とアメリカの違い
会話にもあるようにざっくりと違いを挙げると、日本の対応は丁寧かつきっちりしていて、アメリカはかなりフランクな感じです。
プレゼンのスタイルも異なり、
席についてテーブルの上で話をいろいろと説明してくれるのが日本的で、
実車の前で車の色々な機能を見て触ってプレゼンするのがアメリカ的だと私には感じました。
日本のいい所でいうと、席についてゆっくり話ができる所。
アメリカのいい所でいうと、立ち話でお互い横にたって会話をするので、席について面と向かって話すよりは、お客と営業の間に心理的な壁が出来にくい感じを受ける事。
てか、初対面同士で話しをする時って面と向かって話すより横同士で話しをした方が心理的に緊張感を感じにくい、与えにくい気がしません?合コンしかりw
ちなみに共通点もあり、立地場所としては日本は幹線道路沿いにディーラーが集まりますが、これはアメリカも同じで郊外の大きな道路沿いに多くのディーラーが集まります。
例外はTESLA(テスラ)。このディーラーはショッピングセンターの中にありました。さすがテスラ!やる事がいろいろと斬新!
アメリカの中でも気合いが入っていたディーラー
アメリカで周ったディーラーは、フォード、GM、GMC、ビュイック、シボレー、トヨタ、日産、ホンダ、ヒュンダイ、キア、JEEP、ダッジ、ラム、テスラです。
この中で気合いを感じたのがヒュンダイ。
良い意味にも悪い意味にもとれるのですが、ヒュンダイはディーラーに行った後のショートメッセージが一番多かったです。他のディーラーはほとんどない、あっても1回程度でしたが、ヒュンダイは定期的に『車探しの進捗はどう?』って感じでメッセージがきました。
特に押し売り的な雰囲気は感じませんでしたが、『車を売りたい』という気合を一番感じたディーラーでした。
HYUNDAIのディーラー
これぞアメリカ!と言える車
アメリカでカッコイイと感じた車は、マッスルカー的な雰囲気を残したマスタング、カマロ、チャレンジャーといったスポーツカーや、ピックアップトラック。郷に入れば郷に従え、ではありませんが要するにアメ車たち!
アメリカの広大な大地に上記のアメ車は本当にマッチしていて純粋にカッコイイ!!
日本戻ってきて欲しいと思ったけど、値段とサイズ的に無理だった(泣)。てか、日本でマッスルカーとかピックアップトラック乗ってたら、中に乗ってる人ってさぞかしやんちゃな人かと思っちゃいませんかw?
アメリカはマッスルカーやピックアップトラックをおばちゃんや若い女の子が普通に乗っていて、これがまたカッコイイ♪
道路が広い、家の庭が広い、スーパーの駐車場が広い、というアメリカだからこそ出来る事だと思いますが。
逆に日本にいると高級感があってカッコイイと思えるメルセデス(Cクラスほどのサイズ)やBMW(3シリーズ)、Audi(A4)などは小ぶりに見えて、なぜか不思議な事に全然高級感があるように感じませんでした。洗車をほとんどしていないという理由もありそうだけど。
土埃がついて汚れているくらいがかっこよくてナンボがアメリカ的(大都市の街中は別として)。
フォード・マスタング
ダッジ・チャレンジャー
シボレー・カマロ
シボレー・コレベット
ダッジ・チャージャー
ラム・ピックアップトラック
シボレー・ピックアップトラック
アメリカで運転する上で重要な性能
これは私の体験上の話ですが、アメリカで運転する上で重要な機能は3つ。
②クルーズコントロール
③衝突安全性
①加速力 (0-100kmまでの加速時間)
加速力に関しては、日本の雑誌でもたま~に記載している事がありますが、正直言って日本で運転していた時は、止まった状態(0km)から時速100㎞に達するまでの時間なんて別にどうでもいいじゃん!って思ってました。この数値を記載するのは評論家の自己満足やんと。
確かに日本で運転する分には、この0-100km/hまでの加速力って個人的には全然重要じゃないと思ってます。
だってさ、サーキット走行じゃあるまいし、日本の道路でそんないきなりぶっ飛ばす必要なくね? むしろ安全運転上は遅い方がよくね?って思うくらいです。
しかし、アメリカではこの加速性能はとっても大事だと思います。なぜか?
理由はアメリカは高速道路網が発達していて(一部の都会を除き、基本的に無料)、ちょっと隣町に行くのにも高速を使う事が多々あります。その際、高速道路に入る合流地点の助走帯が日本みたいに良心的な長さじゃない事が多い(めっちゃ短い)。
アメリカの高速は州によると思いますが制限速度はおおよそ65~80マイルほど(1マイル=1.6㎞)。つまり時速90~130㎞/hほどで走行できます(大声で言えないけど+αは日本同様)。
そんな高速道路に合流する際、助走帯が短くてもすぐに100km/hくらまで加速しないと、合流する際にかなり危ないと感じました。チンタラ走ってはいけません!
という訳でこの0-100㎞/mまでの加速性能は重要です。併せて、しっかり減速&止まれる性能(制動)も重要です。
余談ですが、日本に住んでいてアクセルをベタ踏みする事はほとんどありませんでしたが、アメリカでは、上記の高速道路に合流する際はだいたいアクセルベタ踏みでした。
②クルーズコントロール
この機能は最近の車はだいたい付いていますが、+αで前車追従機能も付いているとベストです。理由は、アメリカの道路(特に高速)はひたすら真っすぐな道が多いので、クルコンと前車追従機能があると超楽です。
高速でも区間によって規制速度が変わるのでその際に速度変更するのをお忘れなく(特に減速しないといけない時。警察が張ってる事があります)。
+αで居眠り運転には要注意w! ひたすらまっすぐな道を何時間も走ると暇で超眠くなる。私も何回かこれで死にかけましたw。
③衝突安全性
衝突安全性はさきほどの高速道路の話と関連しますが、高速道路を乗る機会が多い、かつ、日本よりも制限速度が高いので、万が一に備えて衝突安全性が良い事に越した事はありません。
事故を未然に防ぐ予防安全技術が進んでいるとはいっても絶対に衝突しない保証はありませんから。
まとめ
という訳で、今回はアメリカと日本のカーディラーの違いについて。+αでアメリカで運転する際に重要な性能や道路事情についてご紹介させて頂きました。
これからアメリカで車を購入する方や運転する方のご参考に多少なりともなれば幸いです!
最後まで読んで頂きましてありがとうございました。
今日はここまで。それでは~。
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