【2021スーパーフォーミュラ@鈴鹿】お久しぶりに鈴鹿サーキットでモースポ観戦!

【2021スーパーフォーミュラ@鈴鹿】お久しぶりに鈴鹿サーキットでモースポ観戦!
【記事内容】2021年スーパーフォーミュラ第2戦@鈴鹿サーキットの雰囲気を写真を交えてご紹介

 

こんにちは。筆者のマニカです。めちゃくちゃ久しぶりのブログ更新です。

 

今回は2021年4月24日-25日に鈴鹿サーキットで開催されたスーパーフォーミュラ第二戦(二輪の全日本ロードレースJSB1000も一緒の開催なので、正式にはSUZUKA 2&4 RACE)について写真を交えながら綴っていきたいと思います。



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スーパーフォーミュラ(SF)とは

ブログの型に沿っていくと、はじめにこの流れ(~とは?)かと思いますが、わざわざこの記事を見つけて読んで頂いる方はスーパーフォミュラは言われんでも知ってるわ!って方が多いと思いますので、割愛!

念の為、知らない方は以下のSFの公式ウェブサイトが参考になりますのでリンクを貼っておきますね。

 

About SUPER FORMULA

 

スーパーフォーミュラの魅力とは!?

魅力①:日本一速いレーシングカー!

SFの魅力は何といってもその『速さ!』でしょう。下の表は鈴鹿サーキットWebサイトに記載されている各ジャンルごとのコースレコード(一番早く走った際の記録)をまとめたものです。

下の表をみると分かる通り、スーパーフォーミュラは世界のモータースポーツの中でトップに君臨するF1の次に速いコースレコードです。

F1が1分27秒に対して、スーパーフォーミュラは1分34秒。さすがにF1には約7秒の差を付けられているものの、日本で最も人気があると筆者が勝手に思っているスーパーGTよりも10秒近く速い!(ちなみにスーパーGTは1分44秒)

(※スマホで閲覧の方は左右スワイプで表をスクロールできます)

Class Name Time Machine Weather Course
Formula 1(予選) セバスチャン・ベッテル 1’27.064 Ferrari SF90 FINE DRY
2019年10月13日(日) 2019 FIA FORMULA ONE WORLD CHAMPIONSHIP ROUND17 Japanese Grand Prix
Formula 1(決勝) ルイス・ハミルトン 1’30.983 Mercedes W10 FINE DRY
2019年10月13日(日) 2019 FIA FORMULA ONE WORLD CHAMPIONSHIP ROUND17 Japanese Grand Prix
SUPER FORMULA ニック・キャシディ 1’34.442 SF19 TOYOTA/TRD TRD01F FINE DRY
2020年12月6日(日) 2020年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第5戦/第6戦 第19回JAF鈴鹿グランプリ
SUPER GT(GT500) 野尻 智紀 1’44.319 Honda NSX-GT FINE DRY
2018年5月19日(土) SUZUKA GT 300km
SUPER GT(GT300) 中山 雄一 1’55.531 LEXUS RC F GT3 FINE DRY
2018年5月19日(土) SUZUKA GT 300km
Formula 3 高星 明誠 1’50.999 Dallara F312 FINE DRY
2017年4月22日(土) 2017年 全日本選手権スーパーフォーミュラ 第1戦 鈴鹿サーキット SUZUKA 2&4 RACE
Formula 4 角田 裕毅 2’01.874 KK-ZS FINE DRY
2017年12月9日(土) 2017鈴鹿クラブマンレースFinal Round
FIA-F4 角田 裕毅 2’06.779 FINE DRY
2018年5月19日(土) SUZUKA GT 300km
スーパーFJ 河野 駿佑 2’11.133 RD10V FINE DRY
2013年12月7日(土) 2013 S-FJ&F4日本一決定戦
SUPER FORMULA LIGHTS 坂口 晴南 1’49.046 Dallara 320 FINE DRY
2020年12月5日(土) 2020年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第5戦/第6戦 第19回JAF鈴鹿グランプリ
WTCC(予選) Jose Maria Lopez 2’05.439 Citroen C-Elysee FINE DRY
2014年10月25日(土) 2014 FIA 世界ツーリングカー選手権シリーズ
WTCC(決勝) Gabriele Tarquini 2’09.063 Honda Civic FINE DRY
2014年10月26日(日) 2014 FIA 世界ツーリングカー選手権シリーズ
TCR JAPAN 篠原 拓郎 2’10.529 Audi RS3 LMS FINE DRY
2020年12月4日(金) 2020年 全日本スーパーフォーミュラ選手権 第5戦/第6戦 第19回JAF鈴鹿グランプリ

※引用元:鈴鹿サーキットWebサイトのコースレコードより(https://www.suzukacircuit.jp/records_s/racing_4wheel/)

 

SFの速さを肌で感じられるのが鈴鹿サーキットのホームストレートから1コーナーにかけて。

ホームストレートからスピードにのって1コーナーを曲がっていくスピードがマジで半端ない!

 

ちょっと突っ込んだ話ですんませんが、観戦する際はサーキットのA席から1コーナーにかけて下る坂道で見るとその速さを痛感できると思います(ここのアングルが個人的には一番好き♪)。

F1とSFの1コーナーを曲がっていく際のマシンのスピードと軌跡はスーパーGTなどの他のマシンと比べてえげつないほど速い!

え!レール敷かれてる?ってくらい綺麗な放物線を描きます。あれがまたかっこよくて美しい。

 

 

それと、F1とSFは2コーナー抜けてからのS字コーナーも見どころ。その速さゆえにもの凄くリズムカルにS字を抜けていく感じが、これもまた見てて気持ちが良し!サッカーでいうならば全盛期のルイス・フィーゴのシザースを綺麗に決めて小気味よく相手を抜き去っていく後ろ姿を彷彿させます(好き勝手に書いてますがw)。

 

余談ですが、上の表の各ジャンルでコースレコードを獲得しているドライバーをみると錚々たるメンツ!当たり前か。。。

角田選手もしっかりと記録を残しております。

 

魅力②:日本一レベルの高いレースを気軽に観戦できる!

上記の魅力①で述べた通り、SFは日本一速いマシンなので、それに乗るドライバーも超一流ドライバー。

その年において日本で最も旬なドライバー達が勢揃いしてバトルするレースは非常に面白いです。

 

スーパーGTのように2人1組のチーム戦ではなく、また、エンジンこそホンダとトヨタの2メーカー提供ですが、それ以外のシャシー(ダラーラ製)、タイヤ(横浜ゴム製)は1メーカーに統一されている為、マシンごとの性能差がつきにくく、ドライバーの能力が重要になってきます。故に純粋に速いドライバーを知る事ができる!

 

上記のような魅力があるものの、SFはF1やスーパーGTに比べて何故か人気が少ない印象を受けます(観客の人数やブース展示などのメーカーの力の入れ方的に)。ですので、もの凄いハイレベルなバトルを気軽に楽しむ事ができるめっちゃお得なレースと個人的には思っています。

 

今年のSFの会場の雰囲気

やっとこさ、本題!

今年の会場の雰囲気ですが、コロナ禍という事もあって観客はいつもよりかなり少ない?と思っていましたが、思ったより観客がいる感じでした。モースポファンの皆さんレースが見たくてしょうがない衝動を止められない感じですかね、、、、、。自分も例に漏れずです。。。。。。汗

SFとJSB1000の共同開催との事でしたが、ブースはバイクメーカーの4社、ホンダのF1ブース、トヨタのGRブースがありました。

 

各社のブースは以下の写真のような感じ。この雰囲気は例年と変わらない印象、、、、。個人的に大好きなヤマハのブースが今年はおとなしめな印象でした。

CBR600RR デュアルヘッドライトがセクシーでかっこいい!欲しい!けど高くて買えないw

 


先日発表された新しいGR86! 性能はパワーアップしていますが、ビジュアルは現行86の方が好き♪

一方、ホンダのF1(SFじゃないんかい!w)関連のブースが気合い入っていて、今年のF1への意気込みを感じました。それもそのはずで、今年を最後にホンダはF1から撤退するので今年こそメインサーキットの鈴鹿で優勝して欲しいですね!!

てか、ホンダは2040年以降は完全にEV化するとの発表があったので、もうF1に戻ってくる事はないんでしょうね。。。涙

 

■ホンダEV化のニュース記事↓
https://news.yahoo.co.jp/articles/1d4c583539de29a500bb21bc964b30c7e43b2d9a

 

2040年なのでまだ20年後とはいえ、エンジンのホンダがEVに完全に舵を切った事は、余程の英断だったと思います。時代の流れには逆らえないのでしょうか。。。。

てか、世界的なEV化への流れですが、ものすごく欧州・アメリカの政治的な戦略のニオイがして好きじゃないです。これまで培ったきた日本車メーカーのHVの低燃費性能に勝てない欧米メーカーが採ってきた戦略が『EV化』という自動車メーカーのノウハウをあまり必要としない形に流れるのは、欧米の歴史のある車メーカーに幻滅です。

でもそういう自社の開発があまり必要ではない方向で対応しようとすると、必ずツケが回ってくると思うのですが、、、、、(技術的ノウハウがどんどんサプライヤーに流れて、メーカー独自の鍵となるノウハウがほとんど残らなくなると、車メーカーとして存在意義ってどうなん?って思っちゃいます。最後はボディーの強度や剛性、足回りなどの操安性がメーカーのノウハウになるのかもですが、それもサプライヤーのノウハウあっての話だし、正直、今後の車メーカーは今までよりも一層、コアな技術開発に携わるチャンスがなくなり、その代わりに最終製品を作る為のサプライヤーをまとめる力がより求められてきそうな感じを受けます)。

 

今後のEV化や自動化(いわゆるCASEってやつ)で既存の自動車メーカーの中で何社が生き残っていけるかは分かりませが、生き残る為にソフトウェアの下請けメーカーに変化していったり、合併したり、はたまた、かつてのスマホの製造メーカー(パナソニック、ソニー、NEC、富士通などの日本メーカーやノキア、LGなどが衰退していったのと同様)がそうだったように中国などの新興メーカーにシェアを奪われる流れがくるのではないかと個人的には感じています。

 

堅い話はさておき、とりあえず暫くは続くであろうエンジンベースのモースポを楽しめるまでは楽しんでいきたいですね!!

まとめ

はい、という訳で今回はSUZUKA 2×4レース、特にスーパーフォーミュラについて好き勝手書かせて頂きました。

次回は5月末のスーパーGT@鈴鹿サーキットを楽しみにしていますが、このコロナ禍では開催はされても無観客になる可能性がありそうです。

はやくコロナが収まって、4輪、2輪のビックイベントを自由に観戦できる日が来ることを願っています!

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました!

 

今日はここまで。それでは~。

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