【鈴鹿10時間耐久】見どころまとめ&世界の耐久レースをご紹介

【鈴鹿10時間耐久】見どころまとめ&世界の耐久レースをご紹介
【記事内容】鈴鹿10耐と世界三大耐久レース(ル・マン、スパ、デイトナ)についてご紹介します。

 

こんにちは。筆者のma2ka(マニカ)です。

本ブログのメインはモータースポーツや車関連の情報をお届けする事を目的としているのですが、約1ヵ月ほど車関係の記事を書いていませんでした(てか、モータースポーツ関連ににいたっては5月のスーパーGT以来、約3ヵ月放置の状態、、、)。

車関連の情報発信に関して筆者が怠けておりました。大変申し訳ございません。

 

という訳で、今回は8月23日~25日の間、鈴鹿サーキットで開催されるSuzuka 10 hours 2019こと鈴鹿10耐についての見どころをご紹介していきたいと思います。

併せて、世界の有名な耐久レース(ル・マン、スパ、デイトナ)についても簡単にご紹介したいと思います

 



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鈴鹿10時間耐久 (SUZUKA 10 HOURS)

鈴鹿10耐とは?

 

そもそも鈴鹿10耐とは何?って事で簡単にご説明したいと思います。

まず鈴鹿10耐の開催日程は以下の通りです。

■開催日程
開催日:8月23日(金) ~ 25日(日)
予選    :8月24日(土) 13:00~14:15
決勝    :8月25日(日) 10:00~20:00

詳細なスケジュールや駐車場情報などに関しては、鈴鹿サーキットのWebサイトに記載されていますので、ここでは10耐がどういうレースかを説明していきたいと思います。

昨年のSuzuka 10 Hoursのピレリブース

 

鈴鹿10耐を簡単に説明すると、世界各国のGT3マシンが鈴鹿サーキットに一同に集まって行われる10時間耐久レースです。

日本からは基本的にスーパーGTのGT300クラスのマシンが参戦する事になります。

一方、世界からは基本的にはGT3規格のマシンが参戦します。

 

ここで、GT300GT3という2つのクラス名が出てきましたが、基本的には同じモノと考えてもらってOKです。

厳密に何が違うのかというと、GT300JAF(日本自動車連盟)の規定に基づいているのに対して、GT3FIA(世界自動車連盟)の規定に基づいています。

もう少し詳細にいうと、スーパーGTのGT300クラスは上記のJAF規定のGT300とFIA規定のGT3の両方の車両が走行可能で、スーパーGTの中でもGT3の規格の車両が鈴鹿10耐に参戦する事になります(ややこしいですね、、)。

 

筆者自身がGT300とGT3について調べていて思ったのは、詳細な情報って意外にネット上にはないと感じました。FIAとJAFのそれぞれの規定集もネット上で検索する事が出来ませんでした。この辺りは時間を見つけて調査していきたいと思います!

 

参考までにウィキペディアで紹介されているGT3に関する記述を一部抜粋して下記します。

市販の2シーター又は2×2シータークーペを改造した車両がホモロゲーション(公認)の対象となる。当初はグループGT2規定とポルシェ・カレラカップなどのワンメイクレースの中間に位置するアマチュア向けのカテゴリー設立を目指していたが、上位のカテゴリーが相次いで消滅した結果、2012年にはGTレースの頂点を争うカテゴリにまで成長した。ただし、アマチュア向けとしてマシンの高コスト化などに十分配慮して作られた当初のレギュレーションは現在でもその性格を多分に残しており、特にバランス・オブ・パフォーマンス(BOP)と呼ばれる独自のマシン性能調整システムはこのグループGT3レギュレーションにおける最大の特徴と言える。

(中略)

現在世界中のスポーツカーレース運営者が相次いでGT3マシンを導入しており、ニュルブルクリンク24時間、スパ・フランコルシャン24時間、デイトナ24時間、セブリング12時間、バサースト12時間、ドバイ24時間、鈴鹿1000kmなどといった、ル・マン24時間を除くあらゆる主要耐久レースで導入されており、そのほとんどで総合優勝を争うことができる。

出典:ウィキペディア (Wikipedia) 『グループGT3』

 

GTカーとは?

さきほどからGTカーという言葉を普通に使っていますが、そもそもGTカーって何?って事で簡単にご紹介すると、言葉の語源は英語のグランドツーリング(Grand Touring:GT)又はイタリア語のグランツーリスモ(Gran Turismo:GT)から来ています。

もともとは、長距離ドライブに適したエンジン性能と運動性能(走安性、静粛性、快適性など)を兼ね備えた車の事を指していたようです。現在では、上記のウィキペディアのGT3の紹介文にもあるようにモータースポーツに特化した車に進化しつつあります。

 

F1やスーパーフォーミュラと違う点は、これらの車両は完全にレースの為に設計・開発されているスポーツカーに対して、GTカーは公道を走る事ができる市販車をベースにしたスポーツカーという点です。

 

鈴鹿10時間耐久の見どころ

鈴鹿10耐の見どころは何といっても普段なかなかお目にかかれない超高級スポーツカーをレースを通して間近で見られる事です!

メルセデス・AMG GT、アウディ・R8、ランボルギーニ・ウラカン、ポルシェ・911、フェラーリ・488などなど、超高級スポーツカーのオンパレード。ヨダレが、、、w。

ちなみに車両ごとにBoP (Balance of Performance: 性能調整)でパワーは抑えられていて、実力が拮抗するようになっています(ここはスーパーGTのGT300と同じ)。

 

鈴鹿10耐に参戦する車両の速さですが、去年の予選結果ではFerrari 488 GT3が2分1秒740です。

このタイムが速いかどうかを他のレースと比較してみてみましょう。

 

鈴鹿サーキットのコースレコードを見ると、速い順に並べると以下の通りです。

1位:F1 1分27秒台
2位:スーパーフォーミュラ 1分35秒台
3位:スーパーGT GT500クラス 1分44秒台

ご参考までにスーパーGTのGT300クラスのコースレコードは1分55秒台という事で、鈴鹿10耐の車両の速さですがGT300クラスよりも少し遅いといった所です。

 

モータースポーツファンなら既知の事実ですが、正直にいうと速さでは他のレースに負けます、、、。

というかF1やSFなどは参戦しているドライバーがプロのみなのに対して、鈴鹿10耐はアマチュアドライバー(いわゆるジェントルマンドライバー)も参戦しているのでタイムが遅いのは当たり前といえば当たり前。

 

鈴鹿10耐はサッカーでいうとイングランドのFAカップに近いイメージだと勝手に思っています。FAカップはイングランドのサッカー選手であればプロ・アマ関係なく参戦できるトーメント方式のカップ戦で、時たまジャイアントキリングが起こる面白いカップ戦です。

鈴鹿10耐はFAカップの中でもプレミアリーグ1部のチームのみ除いてカップ戦をするようなイメージ?(失礼な事言ってすいません!) 以上、余談でした。

 

世界の耐久レースに目を向けると

鈴鹿10耐は名前の通り10時間の耐久レースですが、世界に目を向けると多くの有名な耐久レースが存在します。

世界三大耐久レース

(1) ル・マン24時間耐久レース

この耐久レースはモータースポーツ好き問わず聞いた事のある有名な耐久レースかと思います。フランスはル・マンで毎年開催されている24時間耐久レースです。妻と一緒に一度は行って見てみたい、ル・マン!

ちなみにここ2年間はトヨタのTS050 HYBRIDが連勝しています.。


出典:TOYOTA GAZOO Racing Webサイト

 

(2) スパ・フランコルシャン24時間レース

スパ24時間は毎年ベルギーで開催されている世界的に有名な24時間耐久レースの一つです。

出典:ウィキペディア 『スパ・フランコルシャン』

 

(3) デイトナ24時間耐久レース

こちらはアメリカのフロリダ州デイトナにあるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイで毎年開催されている24時間耐久レースです。

出典:ウィキペディア 『デイトナ24時間レース』

 

まとめ

今回は8月23日~25日の間、鈴鹿サーキットで開催されるSuzuka 10 hours 2019こと鈴鹿10耐についての見どころをご紹介させて頂きました。

二輪のバイクでは鈴鹿8耐がモータースポーツ業界としてはかなり知名度が得られていますが、去年から始まった鈴鹿10耐は知名度ではまだまだといった所でしょうか。

この大会が上述した世界三大耐久レースに肩を並べるくらいのビッグイベントになると面白いですね!

 

最後まで閲覧頂きましてありがとうございました。

今日はここまで。それでは~。

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