【一条工務店・太陽光】売電収入&発電量まとめ|2019年上半期実績

【一条工務店・太陽光】売電収入&発電量まとめ|2019年上半期実績
【記事内容】太陽光パネルの設置を検討されている方に向けて、一条工務店の太陽光発電の実際の売電収入発電量についてご紹介します

 

こんにちは。筆者のma2ka(マニカ)です。

 

今回は一条工務店の太陽光発電を2年半利用して実際に得られた売電収入と発電量についてまとめてみたいと思います。

 

発電量と売電収入ってどんなもん? 実際どの程度儲かるの? って事で2年半住んで実際に体験した売電収入発電量の結果をまとめていきたいと思います。

 

今回は2019年上期(1月~6月)のデータをまとめているので、2017年上期、2018年上期と比較しました。

7月~12月の下期に関しては2019年が終わり次第(2020年初頭)、結果をまとめて記事にしたいと思います。

 

ちなみに2017年と2018年の2年間の売電収入と発電量の結果は以下の記事をご確認下さい。

 

 

結論を先にいうと、我が家の場合、10kW超の太陽光パネルの2019年上期の

売電収入月平均:約26150円で、

発電量月平均:1141 kWh です。

(※厳密にいうと、我が家は余剰買取りシステムを採用したので、本当の売電収入は上記金額よりもう少しUPします。)  



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我が家の太陽光の基本スペックについて

我が家は、約3年前に一条工務店で建てましたが、その際に太陽光発電パネルも屋根全面に付けました。太陽光発電システムのスペックは以下の通りです。

■太陽光パネルの基本スペック
・発電容量:10.25 kW
・製造メーカー:㈱日本産業 (一条工務店の関連会社)
・パネルタイプ:結晶系
・屋根方向:南東向き(真東から南に45°の向き)
・屋根傾斜:1.5寸 (2階建て)
・建築場所:三重県
・調査期間:2017年1月~2019年6月の2年間
・売電単価:1kw当たり24円+税金分 (2019年7月時点で25.92円)
・売電方式:余剰買取(売電価格20年固定)
・電気契約プラン:中部電力 スマートライフプラン夜とく (ナイトタイム21時~7時)

3年間(上期)の売電収入と発電量の比較

過去3年間(2017~2019年)の上期の発電量、売電量、売電収入をまとめたものが下の表1になります。

これをみると、売電収入と発電量は

・2019年:月平均 26147円、発電量1141 kWh
・2018年:月平均 27542円、発電量1195 kWh
・2017年:月平均 26010円、発電量1136 kWh

となっており、売電収入は2018年が他の年に比べると1500円弱高い結果です。 また、発電量は売電収入に連動して同じように2018年が最も高い結果です。

表1. 過去3年間(2017~2019年)の発電量、売電量、売電収入のまとめ

  続いて、発電量と日射量の関係から各年の発電効率を計算したものが下の表2になります。

ここでいう『日射量』とは『全天日射量』を示しています。全天日射量とは何?ってお話はこちらの関連記事をご参照下さい。

 

簡単に説明すると、気象庁のデータベースの日射量には①日照時間(単位:hour)②全天日射量(単位:MJ/㎡)の2つあります。

①日射時間は雲の量がある一定量以下の晴れの状態が何時間続いたかを示しています。

一方、②全天日射量は晴れ又は曇り具合にかかわらず、太陽からどの程度のエネルギーをもらったかを示しています。  

 

上記の関連記事でもご説明していますが、『太陽光発電』は太陽からの『光エネルギーを電気に変える電池』なので、①日照時間よりも②全天日射量との相関性が強いです。

そこで本記事では日照時間ではなく全天日射量を参考にしています。

(※ちなみに全天日射量のデータは気象庁ホームページに記載されているものを引用し、データは最も近い地点の愛知県・名古屋市ものモノを使用しています)

 

 

表2. 過去3年間(2017~2019年)の発電量、全天日射量、発電効率のまとめ

ここでいう発電効率は『発電効率=発電量÷全天日射』で計算して求めたものです。
(※一般的に太陽電池で使われる発電効率とは考え方が異なります。あくまで本記事での考え方ですのでご了承下さいませ) 

 

イメージとしては、『本記事での発電効率』=『1という光のエネルギーが照射された場合、どれだけの電気を発電できるか?』

この発電効率の数値が高いほうが、少ない太陽の光でもより多くの電気を発電してくれる事になります。

表2の発電効率をみるとけっこうオモロい結果が分かります。 2018年の発電効率が最も良いのは、2018年が発電量が最も高いのである程度予測できます。

他に目を向けると、この3年間とも全て3月の発電効率が最も高い結果になっているという事です。

2019年:76.2 (6ヵ月平均は70.7)
2018年:78.5 (6ヵ月平均は74.1)
2017年:72.7 (6ヵ月平均は69.3)

三重県の3月の平均気温は10℃前半なので、このくらいの温度だと配線やパワコンが受ける熱による電気抵抗(=エネルギー損失)が小さい為、発電効率が高いと考えられます。

 

まとめ

という事で今回は条工務店の太陽光発電を2年間半利用して実際に得られた売電収入と発電量についてまとめてみました。

まだ2年半ですので、大きな傾向はみられず、また、太陽光の劣化による発電効率の低下も見られないようで一安心です。

今後も継続して売電収入と発電量、また発電効率について半年に一回ほど調査して太陽光の状態を観察したいと思います。  

 

太陽光の売電収入と発電量、また発電効率については定期的に記事にまとめてご紹介させて頂きたいと思いますので引き続き当サイトをよろしくお願い致しますb。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございました。この記事が太陽光パネル導入を検討している方のご参考になれば幸いです。

 

今日はここまで。それでは~。

 

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